【脱・中国】韓国が海外のレアアース鉱山を「爆買い」中?EV・半導体を守るサプライチェーンの全貌と最新ニュース
韓国の政府や大企業が「レアアース(希土類)」の確保に向けて猛烈な勢いで動いているのをご存知でしょうか?
「韓国で新しい鉱山が見つかったの?」と思われがちですが、実はそうではありません。韓国の主力産業である「電気自動車(EV)」や「半導体」を未来の危機から守るため、東南アジアなどの海外鉱山から独占的な供給権を次々と勝ち取っているのです。
今回は、2026年最新の韓国によるレアアース確保のニュースと、その背景にある「脱・中国」の国家戦略をわかりやすく解説します!
そもそも、なぜ韓国はレアアース確保に必死なのか?
レアアースは、電気自動車(EV)の高性能モーターに使われる「永久磁石」や、半導体、スマートフォンの製造に絶対欠かせないハイテク素材です。
これまで韓国は、このレアアースの約9割を中国からの輸入に依存していました。しかし近年、米中の覇権争いや中国による輸出規制の強化が進んだことで、韓国政府や企業は強い危機感を抱くようになります。
⚠️ 「このままではEVも半導体も作れなくなる…!」 資源の大部分を敵対リスクのある国に握られている状態を解消するため、韓国はここ1〜2年で一気に「供給網の多角化(脱・中国シフト)」へと舵を切りました。2026年2月には、国として初の「レアアース総合サプライチェーン戦略」も発表されています。
【2026年最新】韓国企業による海外鉱山・資源の確保ルート
具体的に、韓国はどこでレアアースを確保しているのでしょうか?代表的な大企業の動きを2つ紹介します。
① POSCO:マレーシア・ラオスで年間4,500トンを確保
韓国の資源・鉄鋼大手であるPOSCO(ポスコ)インターナショナルは、東南アジアで大規模な投資を実行しています。マレーシア企業と約3,000万ドル規模の合弁事業を推進し、年間約4,500トンのレアアース原料を確保する契約を結びました。
これは、将来的に北米の自動車メーカーへ供給するEV約385万台分の永久磁石の原材料となる予定です。さらに、米国企業とも組んで北米内での精製工場設立を計画するなど、「中国を通らないルート」を完全に構築しつつあります。
② LSグループ:ベトナムの鉱山と強固なタッグ
電線・エネルギー大手のLSエコエナジーは、レアアース埋蔵量が世界2位のベトナムの鉱山会社と連携。現地で採掘されたレアアースを安定的に買い取るルートを押さえました。ベトナムで採掘・精製し、最終的にアメリカ等で加工するという、クリーンなサプライチェーンを構築しています。
【番外編】国内でも幻の「ハイテク鉱山」が復活!
海外からの確保だけでなく、韓国国内でも大きな動きがありました。 ハイテク産業の超重要レアメタルである「タングステン」の鉱山として、かつて世界有数の規模を誇った韓国国内の上東(サンドン)鉱山の再開発が完了。ちょうど2025年末から2026年にかけて量産・出荷がスタートしました。
世界が必要とするタングステンの供給源としても、韓国市場は存在感を強めています。
まとめ:韓国の「資源外交」は投資家も大注目
2026年現在、韓国が進めているレアアース確保の動きは、単なる材料調達ではなく「国の経済的な生き残りをかけた国家プロジェクト」です。
中国の輸出規制という地政学リスクを回避し、マレーシア、ラオス、ベトナムといった新しいルートをいち早く開拓したことで、韓国のEV・バッテリー産業は他国よりも一歩リードしたとも言えます。

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